大型家具や使わなくなった寝具など、自宅で出た粗大ごみを正しく処分するには、市のルールに従った申し込みが必要です。特に一宮市では「戸別収集」と「自己搬入」の2つの方法が用意されており、それぞれ手順が異なります。今回は、一宮市の制度をもとに、粗大ごみの出し方と注意点をわかりやすく解説します。
粗大ごみに該当する品目とは?
一宮市では、指定ごみ袋に入らない、または6kg以上の家庭ごみを「粗大ごみ」と定義しています。例としては以下のようなものが含まれます。
- タンスや本棚などの大型家具
- ふとんやカーペット
- ベビーカー、自転車、スーツケースなど
ただし、エアコン・テレビ・冷蔵庫・洗濯機などの家電リサイクル対象品や、パソコン類は回収対象外となるため、別の方法で処分する必要があります。
申し込みから回収までの基本的な流れ
一宮市の粗大ごみ収集は「予約制」となっており、次のステップで進めます。
- ① 一宮市粗大ごみ受付センターに電話またはインターネットで申し込み
- ② 指定された「粗大ごみ処理手数料納付券」を購入(1枚800円)
- ③ 納付券に氏名または受付番号を記入してごみに貼り付ける
- ④ 収集日の朝8:30までに指定場所へ出す(立ち会い不要)
1回につき出せる粗大ごみは最大5点までです。事前の申し込みがない場合や納付券の貼り忘れがあると収集されないため、注意しましょう。
自己搬入での処分も可能
ご自身で処分場へ直接持ち込む「自己搬入」も利用できます。持ち込み先は環境センターなど指定の施設で、料金は10kgごとに200円。事前連絡は不要ですが、受付時間などの詳細は確認が必要です。
よくある注意点と出せないごみ
以下の品目は粗大ごみとして出すことができません。
- 家電リサイクル法対象製品(テレビ、冷蔵庫、洗濯機、エアコン)
- パソコン・モニター類
- 消火器、バイク、タイヤ、建築廃材などの特殊廃棄物
- 事業系ごみ(店舗や事務所などから出たもの)
これらは専門のリサイクル業者や販売店への引き取り依頼が必要です。
詳しい情報は公式サイトで確認を
回収品目の詳細や受付時間、処理手数料などの最新情報は、
一宮市公式の粗大ごみ申し込みガイド
にて詳しく案内されています。申込前に確認しておくとスムーズです。
まとめ:事前準備とルールの確認で安心のごみ処分を
一宮市で粗大ごみを正しく処分するには、申し込み方法・納付券の準備・収集日当日の出し方など、各ステップを丁寧に確認しておくことが重要です。適切な手順を踏むことで、環境にも地域にも優しいごみ処理が可能になります。
迷ったときは、公式サイトや市の受付センターに相談して、安心・確実な処分を心がけましょう。

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